正に晴天の霹靂(天川村で開拓してきた)



 8/23

サカさんから「水量が少なくなって、下地が出た」という耳より情報をもらったので、☆さんとしょんちゃんの3人で御手洗へ。


夏休み、お盆あと、快晴、日曜日と重なったため、御手洗渓谷周辺はものすごい混雑だった。


交通整備のおじさんに誘導され、河原で猛威を振るうパリピを横目にずんずん進んでエリアへ。


駐車場についてエリアを偵察すると確かに前回見に来た時より圧倒的に水位が下がっていた。・・・というか沢が枯れてた。すごい。


一通りエリアを見て回ったけど、ムズそうなラインがわらわらある。これは関西にいるうちに登りつくすのは無理だな・・・



とりあえず一番上流のメインの岩の前に陣を構え、周辺の簡単なラインから開拓することに。


御手洗は灼熱だったけど、ここは狭い渓谷ということもありとても涼しい。すばらしい!


勝手に「避暑地」と呼ぶことにした。





最初にメインのハングの対面にあるカンテ。しょんちゃんと交互にトライして僕が初登した。「揖保乃糸」 2級くらいかな。


そんでさっそくメインのハングのメインのラインにトライ。


SDできるいい位置にスタートホールドがあり、140°のハングにいい塩梅にホールドが続いている。なんともいいライン。


2回目でリップ取りまで行くも、取り損ねてフォール。


さて、では登ってしまいましょうかと言っていたところで、突然大粒の雨が降り出した。


まぁすぐに止むだろうということでハングの下で待つも、雨脚はどんどん速まり、豪雨となり、谷一帯びしょぬれになってしまった。


1時間くらいしてようやく止んだものの、乾くのは期待できないため撤退。うーん残念。




暫く移動してクー・シー 二段やそのロースタートを登ったりして一応クライミングはできたけど、消化不良な一日となってしまった。

夏は夕立が怖い!!





8/30

今度は☆さん、はやっしーさん、小梅さん、しょんと避暑地へ。


ごつい大人5人とクラッシュパッドが収まり、久しぶりにSFT号がギッチギチになった。


今回も夕立が来そうだったので、今回は道草せずにさっさとメインのハングに向かって陣を構える。


前日の夕立のせいか岩はしっとり。ただマキタの扇風機2台とブロワーがあるので、30分くらいで登れる状態になった。


もはや扇風機なしでは岩場に行けなくなってしまったな・・・





前回あやふやだった上部のムーブを確認。リップ上はかなりシットリ、ホールドによってはビッショリしているけど、登れないほどではない。


何より夕立が怖いので、さっさと繋げることに。


今回も繋げた時のリップ取りが気持ち悪くて2回落とされたけど、最終的には足が残って止まり、そのまましっとりゾーンもこなして登れた。




名前は「血路」グレードは時期も時期だし、濡れていたので相当怪しいけど三段ということで。


まだまだ開拓は始まったばかりだけど、キングダムと並んでこのエリアの看板課題になると思われる。


いいラインが登れて満足!!







暫く皆の応援をしてから、今度は隣のラインにトライ。


こっちはもっと濡れてるけど、一応登れる状態までは乾かすことができた。


血路に比べてムーブの強度が高く、かつ複雑な感じ。これはこれで難しい。




何とかムーブを作ったけど、当然繋がらず、14:00頃に夕立が来たので撤収となった。


今回作ったムーブはあまり接続が良くなかったので、いい季節にもう一回探り直しかな。


最後にキングダム周辺と御手洗の様子を見て終了。









というわけで二週かけて完成したのが二本というなんとも効率の悪い開拓だったけど、なんとかいいラインを一本完成させる事ができた。


難しそうなラインがまだまだ沢山あるので、また行きたいと思う。


早く夕立と台風の季節が終わらないかな・・・・